深山渓雲の湯「針村屋」

2017.03.28

い湯でいい眺めを楽しみたい

パウダーフリークにはたまらない豪雪の関温泉スキー場、の、さらに奥、数軒の旅館と土産物店だけが並ぶ温泉郷「燕温泉」。
「今年は降りましたわ~」と笑う宿の人の言葉どおり、もうすぐ4月というのに温泉街はスッポリと雪に覆われていました。
この白い風景を湯けむりの中、のんびりと眺める・・・そんな“雪見風呂フリーク”にとって最高のシチュエーションを「針村屋」で堪能してきました!

雪の壁に囲まれて

人里離れた「燕温泉」は山奥とはいえJR関山駅から路線バスで25分。春から秋の登山シーズンには、妙高登山の東の玄関口として多くの登山客が訪れます。
路線バスは冬もしっかり走っているので、雪道に弱い雪見風呂好きでも“自力で行ける”というのは嬉しいポイント。

とはいえ、温泉街の先は雪の壁。雪が無ければ徒歩5分ほどで行ける「黄金の湯」「河原の湯」という2つの有名な野天への道は雪の壁。
「雪崩を誘発するのでこの先でのスノーボード等は禁止」という看板が立っていました。怖い怖い。。

おもてなしにくつろぐ

部屋に案内されると、お茶とおはぎ(!)をいただきました。
控えめな甘さの餡、モッチリとした餅は米粒の一粒ずつのつるりとした食感も楽しめ、思わず「さすが米どころ新潟」と、うなりました。

館内は、1Fにエントランスと食堂、談話室。
食堂の壁にはなぜか一面にヨーロッパの観光絵皿が飾ってあり、奥には囲炉裏がありました。広い談話室にはソファとコタツ。
2Fから客室となり、大浴場もこのフロアで24時間利用可能。

心もとろける極上の湯

女湯はカランが3つ、男湯は4つ。石鹸、リンスインシャンプー、ドライヤーがありました。内湯も外湯も熱くもなく、ぬるくもない温度。半透明の白い湯は肌あたりやわらかく、トロリとなめらか。いつまでも浸かっていられそうです。
外湯は「渓雲の湯」という名のとおり、谷を挟んだ対岸の白い山肌を眺めながら、身も心も湯にゆだねてたゆとう心地よさを満喫しました。

深山の美酒佳肴

夕食は別座敷を用意してくれました。
・自家製山葡萄酒
・日本酒(「天狗の隠し酒」)
・蒸した?ツブガイ
・ウド・ウルイ・アイスプラントの酢味噌添え
・フキノトウと梅?の和えもの
・刺身三点盛
・焼き魚
・牛みそ焼き
・茶碗蒸し
・エビと山菜の天ぷら
・漬物
・ごはん
・味噌汁
・フルーツ

献立名は私が勝手につけたので、間違っていたらごめんなさい。
自家製山葡萄酒は「山葡萄を育てるところから自家製」だそうです。
“焼き魚”はもしかして“炙り”と言ったほうがいいかもしれません。身は生で、甘味のあるふわりとした食感。
こんがり焼いた皮は香ばしく、口に入れたときの絶妙なハーモニーが堪りませんでした!グラスに入った日本酒とも相性バッチリ!
新鮮な刺身や鉄鍋で焼いた肉料理の美味しさも言うまでもなく、さらに日本酒を追加してのんびり楽しみました。

この日本酒「天狗の隠し酒」は地元『君の井酒造』のもので、原材料を妙高産にこだわって作ったそうです。口に含めばとろりと転がり、スッキリと消えていく。その味に思わず「天狗さん、つれってってー!」と訳のわからないことを叫びたくなるほどおいしい酒でした。

翌朝も粕漬けの焼鮭、青菜のおひたし、湯豆腐、厚焼き玉子など、心がホッコリとする朝食。身も心もすっかり癒されました。

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